フランス語圏で学ぶ


人との出会いと多民族社会フランスでの経験が私を変えました

フランス リヨン第三大学 2014年8月~2015年8月
スペイン語学科 K.Yさん

Q 留学中に履修した授業は?

フランス語(必修) フランス文化(必修) スペイン語翻訳(西→仏) スペイン語翻訳(仏→西) スペイン語圏社会経済 スペイン語圏文化社会 スペイン語実践 英語翻訳(英→仏) 英語翻訳(仏→英) 日本語翻訳(日→仏) 日本語翻訳(仏→日) ヒップホップダンス

Q 留学先の大学はどんなところ?その印象は?

留学生が多くいる文系総合大学です。キャンパスがいくつかありますが、ほとんどメインのキャンパスでの授業でした。日本語学科があるため、日本に興味のある学生、日本語の分かる学生が多かったです。

Q 苦労したことは?

私はスペイン語学科でしたが、神大の単位交換のために、アジア人一人で、スペイン語とラテンアメリカ研究の授業をフランス語で受けなければなりませんでした。復習・ 予習の量が日本の授業とは比になりませんでした。積極性も求められました。

Q 留学前に思い描いていたものと実際は違いましたか?どう違いましたか?

2013年に短期で一か月リヨンにいたため、町の雰囲気・ 生活は特に何も感じませんでした。学習面でも、最初からきついと覚悟していたため、留学前の印象との差はさほどありませんでした。

Q 一番の収穫は?

一番の収穫は「人との出会い」と「経験」です。世界を舞台に奮闘する日本人や、数々の差別を乗り越えてきたベネズエラ人、夢を追いかけひたすら学ぶフランス人、家族のために国を離れる道を選んだガーナ人など語りつくせないほど多くの人と出会い、語り、時間を共有しました。それは知らぬ間に私の社交性や語学力を高めるものともなりました。また、滞在中には数々のデモやテロ、差別、文化の相違を目にし、自分の学びの甘さを痛感しました。多文化・多民族社会であるフランスで生活できたことは大変貴重な体験であり、フランス留学を選択して良かったと心から思っています。

Q これから留学をめざすみなさんにアドバイスを!

留学は遊びではありません。自分を見つめ直し、鍛え上げるチャンスであり、生活面・学習面等すべての点において成長が見られるものです。海外で学びたいと思うものの、実際はさまざまな理由で行けない人がいる中、留学に行ける機会を頂けるのは感謝すべきことです。しっかり目標を持って、日本では得られない経験をしてきてください。留学が成功だったかどうかは、留学そのものではなく、帰国後の自分そのものが答えになります。皆さんの留学が人生のターニングポイントともなる有意義な経験となることを願っています。

フランス語圏への留学・語学研修制度

約6ヵ月間 or 約1年間

派遣交換留学制度
ー派遣先大学の授業料免除奨学金や単位認定の制度も充実ー

神奈川大学と海外の大学との学術交流協定に基づき、学生を約6ヵ月間ないし約1年間派遣する制度です。

  • 留学先大学授業料免除
  • 奨学金支給
  • 留学期間を修業年限に算入
  • 留学先修得単位を神奈川大学に修得換算
留学先例

ジャン・ムーラン・リヨン第三大学 Université Jean Moulin Lyon 3

フランス/リヨン市

リエージュ州大学校 Haute Ecole de la Province de Liège

ベルギー/リエージュ州

春・夏休み期間

推薦語学研修制度
ー計画も勉強も、留学先での生活も自主的にー

春・夏休み期間を利用した、フランス語圏の大学での約4週間の語学研修制度です。

  • 学生が研修期間を含めた旅行計画を実行
  • 研修修了者には海外語学研修単位認定
留学先例

リヨン・カトリック大学 Université Catholique de Lyon

フランス/リヨン市