Q　留学中に履修した授業は？

リトアニア語、ビジネス英語、観光学です。すべて留学生と受けるため、リトアニア人との関わりがありませんでした。そのため、大学にてフリーで開講されている韓国語の授業に申し込み、受けることにしました。そこでリトアニア人の高校生や大学生の友人をつくり、一緒に学びました。

Q　留学先の大学はどんなところ？その印象は？　

ミコラスロメリス大学は、首都のビリニュスにあり、中心地からバスで３０分くらいのところに位置しています。神奈川大学のような大きなキャンパスではなく、建物もガラス張りで新しく、比較的こじんまりとした大学だなという印象でした。

Q　ここがすごい！お勧めポイントは?

秘境感と、ヨーロッパに位置しているということです。最近では多くの人に知られるようになりましたが、まだまだ日本人が来ていないので自分だけが見ているような美しい旧市街や湖などの大自然にとても癒されました。また週末の休みを利用して沢山旅行をしました。陸続きのヨーロッパならではの体験であり、日本では出来ないことだと感じました。

Q　苦労したことは？

秘境感と、ヨーロッパに位置しているということです。最近では多くの人に知られるようになりましたが、まだまだ日本人が来ていないので自分だけが見ているような美しい旧市街や湖などの大自然にとても癒されました。また週末の休みを利用して沢山旅行をしました。陸続きのヨーロッパならではの体験であり、日本では出来ないことだと感じました。

生活面：最高で－30度を体感しました。「鼻水が凍る」を通り越して、鼻毛から凍り、ツララが鼻の中にあるような感覚でした（笑）。また寮が大変古く、４０人くらいで１つのキッチン、シャワーを共同で使う生活なので汚いし大変さはありました。しかしこれもいい経験と開き直れば大丈夫でした。よって、人は汚さや寒さには順応できるという発見がありました（笑）。

Q　留学前に思い描いていたものと実際は違いましたか？どう違いましたか？

少し違いました。留学前は、ここで英語を学べる！と思い描いていました。しかし街に出ると案外リトアニア人はリトアニア語しか話せない人が多かったため、リトアニアの勉強もしました。また、ここに来ている留学生はすでにネイティブのように英語が堪能で、はじめは話についていくことすら必死で大変苦労しました。さらに言うと、リトアニア人の学生と触れ合う時間が少なかったのが思い描いていたものと違いました。

Q　一番の収穫は？

友達と英語力です。日本人が本当にいないので英語を使わないと生きていけない生活を送れたことが私にとって大変光栄な時間であり、幸せな苦労でした。ルームメイトはスペイン人で、隣人は韓国人だったため、互いの文化を共有することも出来ました。また出会った友達は今も仲が良く、先日も一人でスペインに遊びに行き、家に招待してもらいました。そこに私を含めた各国の友人がスペインに集まり１２人以上で懐かしい時間を過ごすことが出来ました。最高な出会いが一番の収穫だと毎日しみじみ感じています。そんなに仲良くなれたのも、英語力の向上があったからだと思います。

Q　これから留学をめざすみなさんにアドバイスを！

「留学先では語学を伸ばしたい！異文化体験をしたい！」そう思って留学をする人が多いと思います。私もその一人で、特に全く馴染みのないリトアニアを知りたい、リトアニアでしか出来ない異文化を体験したいと思い、あえてここに留学することを決めました。

しかし授業や寮生活ではヨーロッパの留学生としか関わることがありません。そこでわたしは大学で行われているイベントやリトアニア人と学べる韓国語の授業をとり、積極的にリトアニア人、リトアニアの文化に触れる努力をしました。

そこでこれから留学するみなさんに言えることは、何事も受け身では何も出来ません。そして時間はあっという間に過ぎてしまいます。やって後悔することなんて絶対ないと思うし、そこから新しい発見は沢山ありますので、何事も積極的に飛び込んでください。