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国際文化交流学科 ドイツ語1・2年生合同スピーチコンテストを 開催しました(7月16日)

7月16日(木)、10時半~12時、国際文化交流学科地域言語科目のドイツ語履修者1・2年生、計70名程が集結し、毎夏恒例となりつつあるドイツ語劇スピーチコンテストを開催しました。

今回ノミネートされたのは『ソフトバンク』『ベルリンの壁/羅生門』『3太郎』『6匹の子豚』『Big Hero 6』の5作品でした。『ソフトバンク』では、一家団欒の会話劇から突然のダンスといった締めくくりに驚かされ、『ベルリンの壁/羅生門』では、朗読劇というシリアスな立ち上がりがやがて迫真のドラマへ。幕間劇のコミカルさも効果的で思わず見入ってしまう仕上がり。『3太郎』では、完成度の高い芝居に、刺激の強いヒロイン登場で笑わされ、『6匹の子豚』では、単調になりがちなストーリー展開を、オオカミの小気味良い演技に高い音響技術が加わると統一性の高い喜劇に。また、締めくくりの『Big Hero 6』では、ただただ仰天パフォーマンスが連続し、その圧倒的なパワーと破壊力に、具体的にどこがとは言えないけど(笑)、とにかくお願いだからもう一度みさせてほしい!?という、なんだか不思議な感想を持たされてしまいました。


最優秀作品賞としては、『ベルリンの壁/羅生門』が選ばれ、また第二位として『3太郎』が選ばれました。続けて、最優秀女優賞として『ベルリンの壁/羅生門』より老婆役が、また最優秀男優賞として、『3太郎』の桃太郎役が選ばれると、会場からは大きな拍手が起こりました。

地域言語ドイツ語履修者による、このイベントは今年で4年目を迎えます。外国語を学ぶということの意味は何か、資格取得やテクニックのみの語学学習を超えて、国際文化交流学科という学科において、文化としての外国語学習に取り組むためのヒントを、学生たちの奇想天外な発想と、お腹の底から笑わせてくれる体当たりのパフォーマンスを通して、毎回教えてもらえる、そんな貴重な機会となっています。   

(文責:小松原由理)