ニュース

国際文化交流学科 学科祭 “異文化交流フェスタ” が開催されました。

11月14日(土)、外国語学部国際文化交流学科主催による “Cross Cultural Cafe - 異文化交流フェスタ -” が開催されました。この恒例行事は「言語の祭典」とともに、外国語学部文化ウィークの一環として、同学科生により企画、運営されるもので学科祭でもあります。
毎年、食、音楽、ファッションなど、さまざまな文化を取り上げ、世界の多様性を知る楽しさを紹介するこのイベント、今年は「食」をメインテーマとして、魅力的なプログラムが並びました。

Cross Cultural Cafe

世界各地のスイーツやドリンクを無料で楽しめる1日だけのカフェは今年も人気。学内外のお客様が、普段は目にすることの少ない珍しいスイーツを、スタッフの説明を聞きながら楽しんでいました。

講演会 「イタリアの食文化と、イタリアから見た日本の食文化」

イタリア、ヴェネツィアにあるカ・フォスカリ大学アジア・北アフリカ研究学科アルド・トリーニ准教授をお招きしての講演です。流暢な日本語でイタリア料理の魅力や、イタリア料理に対する日本人の誤解など、両国の食文化の魅力や違いなどを1時間にわたり解説いただきました。 ユーモラスな表現と口調に引き込まれ、時にはやや辛辣なコメントも楽しく、会場は終始笑顔。「日本で一番おいしかったイタリア料理店を内緒で教えてください」など愉快な質問も相次ぎました。

カ・フォスカリ大学は神奈川大学の提携校で、同大学の東アジア学科と神奈川大学の外国語学部は互いに留学生の派遣と受け入れを積極的に行っています。この講演会は、2校の絆の強さをも感じさせるプログラムとなりました。

商品企画 Cross Cultural Sweet

学科祭を一時的なイベントにとどめず、後に残る成果につなげたい、そんな発想からこのプログラムが実現しました。 Cross Cultural Sweet は神奈川大学横浜キャンパスにあるカフェ「シフォン」と学科祭運営委員会のコラボレーション企画で、参加者自らが国際色豊かでオリジナリティ溢れるスイーツを考案し、採用案をシフォンで商品化、実際に販売しようというユニークな試みです。

会場のあちらこちらでは、来場者が配られた企画シートを前に楽しそうに議論している姿がありました。結果は後日集計、検討され発表される予定です。