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国際文化交流学科 国際文化交流専門演習IAで施設見学を実施しました

5月7日(土)横浜ハリストス正教会

 同教会は、神奈川区松ヶ丘に所在し、大学から徒歩で20分ほどのところにあります。受講生の他に、教員、他学年の学生、卒業生、留学生も参加しての見学会となりました。
 聖堂内では、グリゴリイ・水野宏神父に1時間以上にわたり東方正教会についてお話を伺いました。イコノスタシスや八端十字架についても詳しく説明してくださいました。

5月15日(日)横浜美術館

 5月のすがすがしい晴れ間の広がるお昼時、美術館と商業施設マークイズみなとみらいを挟む広大な空間に一面にひろがる床からの噴水シャワーに子供たちが楽しげに遊ぶ声を聞きながら、美術館前に集合したメンバー。企画展「複製技術時代の美術家たち」を見学する前に、横浜美術館ならではの、ボランティアスタッフによる企画展の見どころ紹介をホールで聞きました。その直後、とてもボランティアとは思えない巧みな説明に驚く学生たちに、横浜美術館の教育普及グループを担当されている学芸員太田雅子氏より、横浜美術館の地域とのつながりといった政策の一環としてボランティア育成という取り組みについて簡単な説明をお聞きしました。いざ、エスカレーターに一列にのって、美術館2階の企画展コーナーへ。メモを取りながら、随所で立ち止まり、作品を覗き込むメンバーたち。終了後は全員でミュージアムショップにつながったカフェで一休み。日常ではなかなか美術館に縁がないといったメンバーたちにとっても貴重な体験ができた一日となりました。

5月21日(土)東京ジャーミー

 学生たちの多くが初めての体験となったであろう、モスク見学。東京ジャーミーは在東京ムスリムたちの貴重な礼拝堂であるとともに、トルコ文化を伝える重要な役割を果たす文化施設です。見学実施日は、学生たちの他に、100名を超える見学者及び参拝者がおり、モスクの広報も驚くほどの大盛況でした。
 本見学は、自分で自由に見学するのではなく、ガイドによる解説つきの2時間でした。実際に礼拝の仕方を習ったり、礼拝の様子をみたり、礼拝の呼びかけを生で聞いたり、さらにはイスラームへの入信の瞬間にも偶然立ち会うこともでき!学生たちにとってもよい経験になりました。

 

5月28日(土)東京都庭園美術館

 見学当日、チケット売り場では20名ほどの列ができていたものの、スムーズに入場することができました。学生には、引率者より、美術館内の見学に取りかかる前に、特に注目してもらいたい数点が話された後、庭園美術館が無料で用意しているスマートフォン用の無料解説アプリやパンフレットなどを活用してもらいながら、仲良しグループ3~4人ずつで、好みのペースで旧館(アールデコ様式)と新館(現代建築)とそのなかに展示されているメディチ家の宝飾品を見学してもらいました。見学完了までに、早いグループは1時間ほど、長いグループは2時間ほど費やして、それぞれのペースで楽しみながら堪能していたようです。見学直後の感想を聞いた感じでは、建物についても宝飾品についても、それぞれ良く観察し、さまざまな発見や驚きを体験した様子でした。

6月5日(日)横浜関帝廟

 見学当日午前はあいにくの空模様でしたが、幸い午後には雨もあがり、参拝には支障ない天気となりました。メンバーもほぼ全員参加。関帝廟ではメンバー各自道教での方式の参拝を行い、またおみくじも引くことができました。神道・仏教とは違った方式の参拝に関心を示した学生は多く、有意義な施設見学となりました。