神奈川大学では、北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど、世界各地の海外機関との連携を深め、学生の留学や研修の受入・派遣、教員の交流をすすめています。外国語学部の多くの学生が、神奈川大学の制度を活用し、海外で学んでいます。このコーナーの記事は、神奈川大学ホームページ「国際交流・留学ページ」および「国際交流ニューズレター」から抜粋して紹介しています。
長期?短期? 学ぶスタイルは2通り
語学研修は概ね1ヵ月以上6ヵ月未満の期間、主に外国語学校や大学付属の語学研修機関で、語学力増強や大学(院)等への正規留学を目的として勉強するスタイルです。 これに対して留学は、修学(語学研修も含む)または研究のため本学の許可を得て外国の大学またはそれに相当する研究機関で、6ヵ月以上2年未満にわたり正規の授業を受け、または研究に従事することを指します。
神奈川大学の海外語学研修制度
神奈川大学では海外での学修を支援するために派遣交換留学、推薦語学研修など、さまざまなプログラムを運用しています。対象国や大学などは制度によって異なりますので、ご注意ください。
派遣交換留学制度
神奈川大学と海外の大学との学術交流協定に基づき、学生を約6ヵ月間ないし約1年間派遣する制度です。留学先大学の授業料が免除されるほか、奨学金も支給されます。また、留学期間が修業年限に算入され、定められた範囲で、留学先大学で修得した単位 を、神奈川大学で修得したものとして換算されます。
推薦語学研修制度
神奈川大学が推薦する海外の大学の語学研修コースに学生個人で参加する制度です。春休み・夏休み期間を利用し、学生自身が研修期間を含めた旅行計画を立てて実行します。費用はすべて自己負担ですが、研修前後の旅行は自由に計画できますので、海外滞在の機会を学生本人の意思と責任に基づいて有効に生かすことが可能です。研修を修了した者には、「海外語学研修」として単位が認定されます。
協定校実施短期プログラム
協定校が神奈川大学の学生を招待するプログラムです。神奈川大学での単位認定はありませんが、参加費用の優遇措置や現地学生との交流など、充実した内容が提供される場合が多いことが特徴です。
英語を使って英語を学ぶSEAプログラム
外国語学部では、2012年度よりStudy English Abroad (SEA) Programを実施しています。このプログラムの参加者は、本学で後期に開講される事前講義と、春休み中に5週間のタスマニア大学(オーストラリア)での語学研修に参加し、現地の学生と文化交流を行います。これらを修了することにより、英語英文学科の専攻科目として単位(5単位)が取得できます。