—スペイン語学留学通信— VOL.3

22人初めての共同作業

22人始めての集合写真。食堂にて。

スペインに来て10日目の今日は HJくんの二十歳の Cumpleaños(誕生日)でした。8月9日にはNRちゃん、24日にはAYちゃんも誕生日なので、寮の食堂を借りて3人のための合同誕生会をサプライズで用意しました。これまでお誕生日カードの作成をずっと内緒にしなければならなかったので準備がとても大変でしたが、みんなの愛情がこもったカードに感動してくれたと思います。
また、JNくんがバースデーケーキまで予約してくれたことには本当にびっくり。ちゃんと3人の名前入りでとてもおいしいケーキでした。コックのアントニオさんもノリノリでケーキを切ってくれて、みんなでとても楽しく過ごしました。これまで全員で集まるということが少なかったので、初めてみんなで作業をして友情を深めることが出来たと思います。 (S.N)

Valladolid

国立彫刻美術館のファサード。

8月16日、サラマンカに来てから2回目の週末です。ほとんどの学生は大学主催の Excursión でレオン・サモーラの日帰り旅行に出かけました(詳しくはVol.4でご紹介します)。
そこで、残された者たちでバスに乗って Valladolid を訪問することにしました。Valladolid はサラマンカのバスターミナルから1時間半ほどの位置にある静かな市です。ここはかつてスペイン帝国の首都でもあった場所で、セルバンテスの家や彫刻美術館などの博物館のほか、美しい教会などがたくさんあります。また、アメリカ大陸を発見したコロンブスがこのValladolid で亡くなったこともよく知られており、それを記念して造られたコロンブス博物館ではスペインの航海史を楽しく学べるよう工夫されています。
日帰りの短い滞在でしたが、セルバンテスの家、コロンブス博物館、彫刻美術館、カテドラル、Valladolid 大学などを訪問し、サラマンカとはまた違った雰囲気を満喫してきました。(W.K.)

再びカエルの話

サラマンカのお土産屋さんにはカエルがいっぱいというお話は既にご紹介しました。一般に Rana de la suerte (幸運のカエル)と呼ばれているようです。たまたま見つけた一匹に説明が出ていました。「サラマンカ大学は1218年に創立され、そのファサードには、専門家たちの見解ではある言い伝えを持つという一匹のカエルが隠れています。その言い伝えによれば、もし学生が自力でそのカエルを見つけることが出来れば試験に合格できるとのことです。もしもう学生でない場合には、カエルを見つけた後にお願いごとをすると、その願いがかなえられるそうです。」サラマンカに来たときにはぜひお試しを!

スペインに来たら…

やはり食べたいのが生ハム。サラマンカは内陸にあるので、海産物よりも肉料理が多く、特によく生ハムを食べます。赤ワインやパンととても相性がよく、ついついお酒も食も進みます。お値段も日本で食べるよりはずっと経済的。注文すると目の前で切ってくれます。サラマンカに滞在中の学生からも大好評で、スペインの生ハムで赤ワインデビューした学生もいます。毎日生ハムを食べに通うお店も出来ました。写真はそのお店でいつも注文していた生ハムとイワシの酢漬け。最高のメニューです。

バックナンバー